こんにちは(^ ^) 管理人でFP2級技能士であるヒューズです🐴
ファイナルプランナー(通称FP)資格の勉強方法で悩んでいませんか?
- 本屋には特設コーナーがあって、ズラッとさまざまな参考書が並んでる
- ネットで検索するといろんな通信講座が出てくる

資格勉強するまえに面倒になっちゃうよー。
僕もそうでした。
独学で大丈夫なのかな?通信講座受けた方がいいのかな?
でも通信講座は高いしなー、参考書だけで頑張ろうかなー。
って散々悩んでいました。
結論、FP試験は独学で十分合格できます!
ただし、FP2級の合格率は約50%、二人に一人が落ちてしまう難関試験です。
効率よく勉強しないと合格は簡単ではありません。
何度も受験するとそのたびに受験料や時間がかかってしまいます。
今回は、FP3級・2級ともに一発合格(FP3級は自己採点満点)した僕がどのように勉強したかをお伝え!
知識が増えると物の見方も変わります!
FPで学ぶ事は、自分のすぐ近くにあるのに、気づいていなかった真実を教えてくれます。
ちなみに、完全独学の為、勉強にかかった費用は書籍代の数千円のみです!
- 資格勉強にお金をかけたくない
- 自分のペースで勉強したい
- 独学で合格した人のやり方を参考にしたい
という方のために、以下の内容をお伝えします。
- 独学で一発合格した人の実際の勉強法
- 勉強時に大活躍したサイト
- 実際に使用した参考書
これからFP試験を受ける方・受験を検討している方の参考になったらうれしいです。
そもそも論ですが、どの勉強方法でも試験に対するモチベーションは必須です。
- なんとなく人気資格だから
- 会社で受けるように言われたから
- 履歴書にかけそうだから
というような理由では、せっかく勉強しても身に付きません。
ギクッとした方は以下の記事でモチベーションあげてください↓
では、モチベーションが上がった所で、さっそく本題に入ります。どうぞ!
実際の勉強方法

FP試験に合格するために必要な勉強時間は、一般的にFP2級は150~300時間、FP3級は80~150時間ほどだと言われています。

300時間って毎日10時間勉強しても1ヶ月かかるじゃん…
FP3級の資格勉強は、そのままFP2級の資格勉強で活きます。
知識が残っているうちに連続して受験すれば、FP2級の勉強時間は大幅に短縮することが可能です!
実際僕もFP3級合格した後、そのまま次のFP2級の資格試験に申し込みました。
子育て中のため、まとまった勉強時間は子供が寝てからの1−2時間です。
最後の1週間は家族に協力してもらって、4ー5時間は勉強していたと思います。
あとは、隙間時間を上手に活用することが大切です。
僕は、以下のような流れで勉強を進めていきました。
- 参考書を最初から最後までパラパラっとみる
- その日の気分で勉強する分野を変える
- ひたすら過去問を解く
一つずつ順番に見ていきましょう。
1.参考書を最初から最後までパラパラっとみる
勉強でありがちな失敗は、テキストを最初から順番に細かく読もうとすることです。

テキストって、最初のページから順番に読みたくなるよー

気持ちはとてもわかるけど、続けられないと意味がないからね!
FPの試験科目は6つに分かれており、基本はどこから始めても問題ありません。
読んで分からない所が出てくると、時間がかかってしまったり、勉強が嫌になったりして手が止まってしまいます。
FPのテキストはいきなり謎の係数がでてきたり、健康保険や介護保険などの公的保障についての説明が続きます。
まずはパラパラっと全体を見て、興味のある分野と興味の薄い分野に分けましょう。

どんな内容を学ぶのか全体のイメージを知ることが大切です。
2.その日の気分で、勉強する分野を変える
最初にテキスト全体をパラパラっと見て、興味のある分野・興味の薄い分野に分けました。
そして、いざ勉強するときは、その日の気分で勉強する分野を決めました。
疲れて眠たい時や、やる気が出ない時は興味のある分野を、元気でやる気がある時は興味の薄い分野を勉強していました。
やる気が出ない時でも、興味のある分野とか得意な分野だと、スムーズに理解できるので勉強が進みます。
やる気が出ない時に興味が薄い分野や苦手な分野だと勉強が嫌になり捗りません。
勉強をいかに継続できるか。
その工夫が社会人の資格勉強では特に大切です。
3.ひたすら過去問を解く
テキストが一通り完了すると、ある程度の知識が頭に入ります。
そしたら、後は過去問をひたすら解く!

何で過去問なの??

FPの試験は、過去問から出る事がとても多いんだよ。
FP3級なら、過去問だけ完璧にすれば合格できます。
ただしこのやり方では、記憶に定着せず実際の生活で活かしきれません。
FPは資格のための勉強ではなく、豊かな人生を送るための勉強です。
過去問だけを解いて資格取得することはおススメしません。
ですが、過去問を解くこと自体は理解を深めためにも有効です。
テストでは、ひっかけ問題やわかりにくい言い回しをした問題はいくつもあります。
過去問を解くことで、そのようないやらしい出題傾向に慣れることが可能です。
過去問は日本FP協会のサイトで取得できます。
注意として、法律が変わり、問題として成立していない設問も出てきます。
やるとしても過去3回分くらいで十分ですし、後述する「過去問道場」を活用すれば問題ないです。
絶対活用すべきサイト!過去問道場
上記の日本FP協会が出している過去問をやってもいいのですが、以下の悩みがあります。
- PDFをプリントアウトする必要がある
- 法律が変わり、正解の無い問題もある
- 解答に対する解説が無い
など、少し使い勝手が悪いです。
そこで、ネットで過去問が解けるサイト「過去問道場」を僕は活用しました!
試験勉強中たいっっっっへん!!お世話になったサイトです。
このサイトがFP試験の勉強をする上で、めちゃくちゃ便利な理由は以下の通りです。
- 試験回だけでなく、分野ごとに過去問を受けることが可能
- 解説がついており、間違えた理由がすぐにわかる
- 法律が変わり、過去問のおかしい所も対応している
- 難易度別に模擬試験を作ってくれる
- 一問一答形式で確実に学べる
分野ごとに過去問を受けられるので、苦手な分野だけ重点的に勉強をすること可能。
そして、一問一答形式で確実に学べることです!

一問一答形式がなんでそんなに押しな部分なの?
その理由として、以下の過去問をご覧ください。

この問題、正解は4番ですが、他の選択肢の間違い部分をちゃんと説明できますか?
問題に正解していればいいというものではありません。
それだと、選択肢がひとつ変わっただけで、また分からなくなってしまいます。
1から4の設問に対して、すべて正確に理解していないと、問題の選択肢が変わっただけで急に答えが分からなくなります。
その悩みをカバーするためにも、一問一答形式が最適です。
しかも、FP2級に関しては、一問一答形式で、間違えた問題や、チェックをいれた問題を後で見直せる機能もあります!
間違えた問題を何度も繰り返せば、嫌でも正解できるようになるはずです!
自分は、移動中や布団に入って眠くなるまでの時間などちょっとしたすきま時間に活用していました!
このサイトが無かったら、一発合格は無かったと思っています。
番外編 効率がよい暗記方法について


勉強、特に暗記物は全然覚えられなくて苦手だよ(泣)

FPの勉強内容は実生活に関わることばかり!
自分の場合はどうなのか考えながら覚えると、記憶に定着しやすいよ
人間は心が動き、イメージがつきやすい物だと記憶に定着されて、忘れにくくなります。
2日前の晩御飯の内容よりも、数年以上前の初恋の相手の名前とか、初めて行ったデートの方が鮮明に覚えていますよね?
FPの勉強も同じ要領で行います!
- もし今休職したらいくら位もらえるのかな?
- 自分が死んだ場合、だれに相続権があるのかな?
- 自分はどんな保険に入っているのかな?
などなど、実際の状況でも良いですし、架空の設定でもいいです。
自分が楽しく考えられるシチュエーションを想像して覚えると、忘れにくくなるので、おすすめの暗記方法です♪
ぜひ試してみてください☆
使用した参考書紹介

ここからは、実際に使った参考書を紹介していきます。
FP試験の為の参考書は多数出版されています。
ネットの評価や書店で中を何度も確認して、何日も迷った結果、以下の参考書を購入して勉強しました。
ただ、どの参考書も必要な事は書いてあるので、ご自身が気に入った参考書を使えばよいと思います。

数日間も迷っている暇あったら勉強にあてればよかったw
みんなが欲しかった!FPの教科書3級
自分はFP3級を受ける際には、以下の参考書を使って勉強しました。

理由としては
- 売上シェアNo.1という安心感!
- 図やイラストが多く、カラーで読みやすい
- チャプター毎に確認テストがついている。
などです。実際に自分が勉強している時も、優しいフォントのため読みやすかったですし、
イラストや図が多く記憶に定着しやすかったです。

試験勉強のテキストは売れている書籍を選べば間違いはないと思います。
売れているだけの理由あり!
実際試験会場でも、同じ書籍を持っている人がたくさんいました♪
書籍選びに迷ったらとりあえずこの参考書を使えば間違いありません!
史上最強のFP2級AFPテキスト
FP2級を受けるときは、よくわかるシリーズではなく以下の参考書を使いました。


なんでFP3級の時と違う書籍にしたの??
おっしゃる通りです。以下がその理由です。
- 違う書籍を試してみたかった
- 3級受験の際、教科書に載ってない問題がでた
- キャッチフレーズに心惹かれた

史上最強!! 95%のカバー率!!
中二病ヒューズくんと合理的ヒューズくんが手を組むには十分すぎましたw
こちらの書籍もカラーで見やすいですし、タイトル通り出題に対するカバー率はかなり高いと感じました。
ただ、単純に2級試験用という事で難しくなっただけなのか、カバー率を高めるために詰め込み過ぎている影響か、説明が少ないと感じる部分もあり、補足で調べる事が何度かありました。
その分、テストに関係ない部分まで調べられたのはよかったと、今では感じています。
結論、参考書は好みの問題です。
上にも記載しましたが、どの参考書も必要な事は基本的に網羅されています。
書店には、FP資格の参考書コーナーが必ずありますので、もし、いくつかの参考書を比べたいという方は、書店で中身を確認しつつ、自分が読みやすいと感じるものを使えば良いと思います。
参考書とセットで問題集は必要?
どの参考書も大体、セットで問題集も販売しています。


しかし、個人的には購入する必要は無いと思います!!実際自分は使用しませんでした。
問題集に掲載されているのは、過去問の中から厳選された問題だけです。
過去問を解くだけなら、上記に書いた「過去問道場」が神レベルで便利なので、そちらを活用すれば十分です。
まとめ

自分が行った勉強方法を説明させてもらいました。ざっくりまとめると、以下の様になります。
- 参考書をパラパラ読む。
- 一通り参考書を読んだら過去問を解く。(過去問道場)
- 間違えたところを何度も解いて定着させる。

特別な事はしていないんだね。

そうだね、暗記物の基本は反復して記憶を定着させるし無いしね。
参考書を読むのに一カ月。過去問を解くのに一カ月の計2か月位かかりました。
自分は子どもが寝てからの時間だけでしたが、もし独身などで、時間を確保できるのであれば、
1か月もあれば十分受かる事のできる資格だと思います!!
冒頭でもお伝えしましたが、自主的に学ぶ事はとても楽しい事です♪
FPで学ぶ事は、実生活に約に立つことばかりです。「知っているか知らないか」で自分の人生の航路は大きく変わっていくと思います。
ぜひ、みなさんもFP資格にチャレンジしてみてください☆
最後まで読んで頂き、ありがとうございました🐴