薬剤師の飽和問題や、オンライン服薬指導・電子処方箋などのIT化によって、薬剤師の働き方や待遇は今後変わっていくと推測されます。
具体的には年収は下がり、ITに弱く対面で薬を渡すだけの薬剤師は淘汰されていくでしょう。
この記事にたどり着いたあなたはWebライターに興味があるだけでなく、そんな危機感を感じているのではありませんか?
2018年googleの健康アップデートを機に、医療に関する正確な情報を分かりやすく伝えられる薬剤師Webライターの需要は高まっています。
薬剤師以外のスキルを身に付けて、本業以外でも稼げる人材になりましょう。
Webライターのスキルが身に付けば本業に役立つだけでなく、転職時にも有利です。
- Webライターのメリット・デメリット
- 薬剤師にWebライターがおすすめな理由
- Webライターの始めかた
おすすめの稼ぎ方4選の記事でも紹介していますが、Webライターは薬剤師と相性がいいです。
この記事を読むだけで、薬剤師×Webライターの第一歩が踏み出せます。
パソコンとネット環境さえあれば初期投資不要・顔出し不要でスタートできる魅力的な副業。
Webライターが楽しくなり正社員をやめて、派遣で週4勤務・残りをライター業に充てて生計を立てている方も複数知ってます。
まずはどんな仕事なのか?なぜ薬剤師に勧めるのか理解してください。
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Webライターって何?メリットとデメリットも解説
Webライターの仕事内容とは、簡単にいうとWebサイトに掲載される記事を書くこと。
mybestさんのサイトを見ると、複数のライターさんが記事を書いていることがわかります。このような記事を書く人がwebライターです。
文章を書くことが好きな人や、文章力に自信がある人には特におすすめです。
毎日薬歴や報告書かいてるから文章力にはちょっと自信あるかも
Webライターの基本的な仕事の流れは以下の3ステップです。
- クラウドソーシングサイトなどで案件を探して応募
- クライアントからもらったテーマや文字数に従って記事を執筆
- チェックを受けてOKがでれば仕事完了
記事の内容は、日常生活や趣味に関わる簡単なものから、株式や美容など専門的な知識を必要とするものまで幅広くあります。
美容や医療の分野は専門性が高く、薬剤師などの医療系ライターが多く活躍しています
お金はどのくらいもらえるの?
報酬は「1記事○○円」や「1文字○○円」で計算するのが一般的です。例えば、文字単価1円で3000文字の記事を書いた場合、1円×3000文字=3000円の報酬です。
文章書いてお金もらえるってすごいね!
【Webライターのメリット】時間と場所にしばられない
薬剤師として収入を増やそうとする場合、薬局や学校など現地に行って働く場合が多いです。
Webライターのメリットは、薬剤師の仕事と違い全てオンラインで完結させることができるので時間と場所の制約が無いこと。
スマホやパソコンさえあれば作業できるので、通勤電車に乗っている時間や外出先・カフェでも仕事できちゃいます。
カフェでパソコンひらくってかっこいい!
そうだね!仕事の休憩時間も活用しているよ
締切に間に合えばいいので、毎日コンスタントに時間をとる必要もありません。定時で帰れた日や予定のない日を上手に活用して、バランスをとりながら仕事ができます。
今まで何気なく過ごしてた隙間時間を有効に使えるんだね
顔出し無し・匿名で活動できるのも副業ライターの僕にはうれしいメリットだね
【Webライターのデメリット】最初は単価が安くモチベーションが上がりにくい
良いことばかりに感じられるWebライターですが、デメリットもあります。
それは、最初のうちは時間単価が安く時給換算した時に本業とのギャップが大きいことです。
Webライターの仕事は、誰でも手軽に始められるというハードルの低さからワーカーの数が多いです。近年の副業ブームでさらに増加していると感じます。
大学生や専業主婦の方などもいらっしゃいますね
執筆に慣れるまでは1本の記事を完成させるまでに時間がかかります。最初のうちは「時給に換算して考えると、労力への対価に見合わない」と感じることもあるでしょう。
特に薬剤師は本業の時給単価が高い分、余計そのギャップを感じるかと思います。
ただし、専門職である薬剤師なら希少価値が高く、文字単価も上がりやすいです。次の章で詳しく解説します。
【相性抜群】薬剤師に副業でWebライターをすすめる理由3選
Webライターのメリットとデメリットは分かりましたか?
在宅で稼げるのは大きなメリットですが、最初は単価が安く少し大変そうですよね。しかし以下のように薬剤師ならそのデメリットを補えるだけでなく、本業や転職に関して有利に働くのです。
- 専門性を活かして最初から高単価案件を狙える
- 知識をアウトプットして整理することができる
- メディカルコピーライターなど他職種への転職時に有利になる
このほかにもタイピング速度もあがり薬歴や報告書を書くスピードが格段に上昇するので、業務効率が良くなるメリットもあります。
理由1 薬剤師の専門性を活かして最初から高単価案件を狙える
Webライターのデメリットとして、最初のうちは単価が安いとお伝えしました。
しかし専門資格である薬剤師は、最初から比較的高単価な案件を狙うことが可能です。
なぜなら医療・薬学の専門知識を持っているため、すでに一般の方と差別化できているからです。クラウドソーシングサイトで検索すると、「薬剤師限定」や「医療者限定」などの案件もあります。
そのほかにも、以下のジャンルは単価が高いうえに専門資格を持つ薬剤師は有利です。
- 健康食品
- サプリメント
- ダイエット
- 美容
- 運動ケア
お金が動き素人はが手出しできないジャンルは文字単価もあがりやすいです。
実体験として、文字単価1円〜2円のオファーが数回ありました。
「文字単価1円のカベ」をなかなか超えられず苦しんでいるライターさんがたくさんいるなか、準備を整えて待っているだけで超えてしまったのです。
薬剤師資格ってすごいんだね!
※文字単価を上げたり、オファーを受けやすくしたりするコツはこちらの記事にまとめました。Webライターをはじめたらぜひ読んでください。
【転職にも役立つ】Webライターで高単価案件をゲットする5つのコツを解説理由2 知識をアウトプットして整理することができる
毎月送られてくる医療雑誌や参加した学会や勉強会。その内容をあなたはどの程度覚えていますか?
ギクリ。ほとんど覚えていないかも
実際に現場で遭遇した事例は記憶に残りますが、普段関わらない分野だとすぐに忘れてしまいます。記憶が定着しない理由は知識をインプットするだけでアウトプットしないからです。
Webライターとして情報をまとめることは、言い換えればインプットした知識をアウトプットしている行為です。
いろんなジャンルについて学んでもいいですし、ジャンルをしぼって特定の分野を深く学んでもいいかもしれません。
ジャンルをしぼることは文字単価や時間単価をあげやすくなるメリットもあります
アウトプットする習慣をつけるならブログもおすすめです。Webライターとしての実績にも使えるので有利です。
【稼ぐ&スキル習得】薬剤師に副業でブログをオススメする5つの理由
理由3 他職種への転職に有利【メディカルコピーライター】
Webライターをすることで薬剤師以外のスキルが身につき、他職種への転職時に有利です。とくに下記のような職種への転職時にWebライター経験はアピール材料になります。
- 専門サイトの専属ライター
- 医療広告代理店でのメディカルコピーライター
- CROなどでメディカルライター
専門サイトの専属ライター
m3.comや日経DI、ファーマスタイル、調剤と情報などの専門サイトや専門誌。これらの記事を書いているのもWebライターです。
記事単位で仕事を受ける働き方もありますが、正社員として働く選択肢もあります。
医療広告代理店でのメディカルコピーライター
MRさんがもってくる新薬のパンフレットや患者さん向けの資材。これらの資材を作ったり、医師へのインタビュー記事などを作成したりするのがメディカルコピーライターです。
CROなどでメディカルライター
CROは製薬企業の臨床開発を支援する企業です。
薬事申請においては高度なメディカルライティングのスキルが求められ、申請・承認スピードに影響を及ぼす重要な仕事です。専門性かつ英語力も求められるのでハードルは高いです。
ライター業界へ転職するうえで、すでにライターとして活動していることは大きな強みです。
薬剤師向けの転職エージェントの中ではアポプラス薬剤師がおすすめです。異業種に転職したい方向けの相談会も実施しており、企業案件も取り扱っています。
相談無料ですので、異業種の働き方や報酬が気になる方はぜひ問い合わせてみてください↓
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【簡単】薬剤師が副業でWebライターを始める方法
決めた!Webライターやってみる!どうやって始めればいいか教えて!
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クラウドソーシング?
クラウドソーシングとは、Crowd(群衆)とSourcing(業務委託)を組み合わせた造語。
つまり、仕事を発注したい企業や個人が、インターネットを通じて不特定多数の人に仕事を依頼したりアイデアを募ったりするためのWebサービス全般を指します。
クラウドソーシングサイトはたくさんありますが、Webライターの仕事を探すには以下の3つがおすすめです。
・クラウドワークス ・ ランサーズ ・ココナラ僕はすべて登録していますが、少しずつ特徴が違いますのでひとつずつ違いを見ていきましょう。
クラウドワークス
クラウドワークスは、業界ナンバーワンのユーザー数を誇る日本最大級のクラウドソーシングサイトです。
大企業や政府にも活用されており、初心者でも取り組みやすい簡単な仕事がたくさん用意されています。クラウドワークス上に掲載されている仕事の中から、自分のスキル・希望にあった仕事を探して応募します。
案件数が圧倒的に多く、「ライティング」と検索すると約1万件もの案件が出てきました。
先ほどの文字単価を紹介した画像にも書いてありますが、「タスク案件」という単価は低いが手軽にできる仕事もあります。
数分で報酬がもらえるなんてうれしいね!
Webライターの第一歩を踏み出すには最適ですね♪
国内シェア・取引額No.1の実績
ランサーズ
ランサーズは、全国35万社以上の大手企業に利用されており、クラウドワークスについで業界大手のクラウドソーシングサイトです。
「自分らしい働き方・仕事がみつかる」をキャッチコピーに、幅広い仕事のジャンルが用意されています。
案件数はクラウドワークスに劣りますが、ランサーズは初心者に優しいサポート機能が充実!依頼アドバイス機能があり、明らかに安い案件や問題のある案件を受注しにくいようになってます。
初心者にやさしいのは安心するね
30秒で簡単登録
ココナラ
ココナラは、ビジネスからプライベート利用まで、個人のスキルを気軽に売り買いできる日本最大級のスキルマーケットです。
メルカリなどのフリマアプリをイメージするとわかりやすいです。
売るのは「モノ」ではなく「自分のスキル」!
ランサーズやクラウドワークスとは異なり受注型ではなく出品型!自身のスキル・経験を活かしながら、希望の金額でサービスを出品します。
自分の希望する業務内容や金額で募集できるのが魅力です。
ライティングだけでなく、サプリメント相談など本業に近い仕事を出品している薬剤師もいます
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上記3つのクラウドソーシングサイトを活用すれば、今すぐwebライターとして活動することも可能です。
クラウドソーシングサイトによって案件はさまざまです。まずは登録して、どんな案件があるか確認してみましょう。
どれも無料で登録できるし、変な勧誘電話とか来ないので安心してください
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【Q&A】薬剤師が副業でWebライターを続ける上での疑問点
副業でWebライターを始めるうえでみなさんが気になる内容をQ&A形式でお答えします。
- 会社バレは大丈夫?
- 年間の稼ぎが20万円以下なら確定申告不要なので、基本バレません。ただし自分がしゃべってしまったり、実名ありの仕事をうけたりした場合はバレる可能性もあるので注意してください。
薬剤師の副業バレ対策は以下の記事にまとめてありますので参考にしてください⇩
【罰則も説明】管理薬剤師・公務員薬剤師が副業禁止の理由を完全解説- 医師や看護師などの他の医療職もいるけど薬剤師の需要はあるの?
- 医薬品やサプリメントなどの分野は薬剤師は強いです。薬剤師は服薬指導を通して患者さんとコミュニケーションを取ることが多いので、一般人目線の分かりやすい文章をつくることが可能。医師や看護師など他の医療職と差別化ができるため、薬剤師の需要は高いです。
月5万円の副業収入をたのしく稼いでいる薬剤師Webライターもいます!
その方がどうやって稼いでいるのか?
なぜWebライターを始めたのか?
その方のブログ記事にまとまっているので、本気でWebライター目指すならぜひ読んでみてください!
たくさんの記事を読むとWebライティングのスキルも学べるよ。
- ウェブライティングに関するスキルや知識はどこで身につけるの?
- 書籍やオンラインサロン、セミナーなどがあります。また、他のライターの記事を読み、その構成や表現方法などを学ぶことも有効です。
フィードバックありの仕事もあるので、仕事を受けながらレベルアップする方法もいいと思います。
僕は個人レッスンを受けて、ライティング関係の書籍を複数読みました。
文章書くなら以下の2冊は必読すべき本です。Webライターをやらなくてもぜひ読んで欲しいです!
具体的な勉強方法を知りたい方はこちらの記事をご覧ください⇩
【小心者必見】薬剤師Webライターが磨くべきスキルとその勉強方法とは?
【まとめ】薬剤師の強みを活かしてWebライターを始めよう!
この記事では一般的なWebライターのメリット・デメリットに触れつつ、薬剤師にWebライターをおすすめする理由を3つ紹介しました。
具体的には以下の3つです。
- 専門性を活かして最初から高単価案件を狙える
- 知識をアウトプットして整理することができる
- メディカルコピーライターなど他職種への転職時に有利になる
Webライターを始めるなら、最初はクラウドソーシングサイトに登録して仕事を探しましょう。おすすめのサイトは以下の3つです。
・クラウドワークス ・ ランサーズ ・ココナラどこも大手でフォロー体制も万全なので、初心者には安心ですね
Webライターという未知の領域に取り組むには勇気が必要かもしれません。
「副収入を得たい!」とか「スキルアップしたい!」「自由な時間を手に入れたい!」などモチベーションは人それぞれです。
僕も将来的には、薬剤師は週3にしてあとはライター業で自由に働きたいって思っています。
どんな理由であれ、本業以外で稼ぐことは自分の自信につながります。
オンライン服薬指導×電子処方箋×調剤の外部委託=薬剤師は選ばれる時代.
セルフブランディングは重要です。自分だけの強みをつくりましょう。
ライター業が楽しくなったら正社員やめて派遣やフリーランス薬剤師も検討するといいかもしれませんね。
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ブログ記事更新や、薬剤師向けのkindle書籍の紹介、オンライン相談なども行っております。
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