以下のような不満があるのに、なんとなく今の会社で働いていませんか?
- 残業が多くてプライベートや副業する時間がない
- 結婚したので遠くへの転勤は困る
- 周りの友人と比べて給料が低い気がする
- 派遣など正社員とは違う働き方もやってみたい
「そう思うなら転職すればいいじゃん!」って感じるかもしれませんが、転職には勇気と労力が必要です。
転職先が今よりブラックだったら?って考えると不安だし、かといってより良い転職先を求めていろんな薬局を訪問する時間もありません。
当時のぼくも同じ状況で、ずるずると忙しい毎日を過ごしていました。
しかし、行動しなければ現在の状況を変えることはできません。
そんな仕事に忙殺される毎日を変えたくて3社の転職エージェントに相談。
転職エージェントは希望地域や働き方など親身に聞いてくれて、エージェントと一緒に複数社へ面接。
面接した企業の中でより良い1社を選んで転職しました。
結果的に労働環境が改善しただけでなく、家賃補助もついて実質年収100万円アップと同じ効果を得ることができました。
今でもこの会社でぬくぬく働きながら副業の執筆活動や発信活動を楽しんでいます。
あの時に勇気を出して行動して、転職エージェントに相談してよかったです。
そんなぼくの経験を含めて、転職エージェントを使うメリット・デメリットなどを記事にまとめました。
実際に活用した3社のうち2社のエージェントも紹介します。(なぜ1社紹介しないのかはデメリット部分を読むと分かります)
転職活動しようか悩んでいる人に必ず役立つと思っていますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
現在進行形で会社に行くのが憂鬱だと感じていたり、心身に影響が出たりしている人はすぐに避難した方がいいです。
そんな緊急事態の方は迷う必要はないので、いますぐ転職エージェントに相談してください!!
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【メリット】転職エージェントを活用する5つのメリット
転職エージェントを上手に活用すれば、以下の5つのメリットを得ることができます。
- 現在の市場動向を教えてくれる
- 自分に変わって企業と条件面を交渉してくれる
- 面談を通して自分の強みや弱みが分かる
- 履歴書の書き方や面接対応をしてくれる
- 非公開求人を紹介してもらえる
仕事をしながらの転職活動は大変です。
メリットを活かして、上手に転職エージェントを活用しましょう。
【調査】現在の市場動向を教えてくれる
転職エージェントの方々は、日々多くの転職希望者と募集企業の両方と接しています。
つまり、企業はどんな人材を欲しているかなどの最新の市場動向を熟知しています。
真面目な薬剤師は、ついつい専門薬剤師や認定薬剤師など医学的な勉強や資格取得に力を入れがちです。
しかし、企業は以下のような人材を求めている場合が多いです。
- 会社に利益を出せる人材(加算を理解して算定できる)
- 人を育てることが出来る人材(管理者として店舗をまとめられる)
- 企業内外のコミュニケーションを円滑に出来る人材(地域連携)
医療知識をアピールする場合、よほど飛びぬけた資格や実績が必要。
もちろん企業によってはフットワークの軽さを求めていたり、会社理念と合う人材を求めていたりします。
ニーズに沿った実績やスキルを習得するのは大切ですが、個人の転職活動では、これらの多くの企業のニーズを調べるのは困難です。
転職エージェントを活用して、今の市場ニーズを理解しましょう。
【交渉】企業と条件面を交渉してくれる
転職エージェントを活用する最大のメリットは企業との交渉を代わりに行ってくれることです。
企業とのやりとりには、以下のような内容があります。
- 給与や勤務体系など待遇面の交渉
- 面接などの日程調整
- 複数面接した場合のお断り連絡
これから働くかもしれない職場に対して、自分の口であれこれ希望は伝えにくいですよね。
自分で応募して面接して採用をもらったのに、それを断るのはかなりの精神的ストレスだと思います。
面接などの日程調整も、日中仕事しながら電話などでやりとりするのは地味に大変です。
(ほかのスタッフがいる前で堂々と転職の話をするわけにもいきませんしね)
自分に代わってこれらの交渉や連絡をしてくれるので、肉体的にも精神的にも転職エージェントを利用する価値があります。
【土台確認】面接を通して自分の強みや弱みに気づける
転職活動において自己分析は非常に重要。面接時などで効果的に自分をアピールするためには必要不可欠です。
しかし自分にとっては当たり前のことなので、自分自身の強みや弱みを客観的に分析するのは難しい。
その証拠に世の中にはたくさんの自己分析ツールがありますが、やっても正直ピンとこないことも多いですよね。
そこで役立つのが転職エージェントとの面談です。
経験豊富な転職エージェントは、面談や現在の市場動向を踏まえてあなたの経歴やスキルを客観的に評価し、強みや弱みを的確に教えてくれます。
例えば面談中の雑談で「店舗の人間とすぐに仲良くなれる」と出た場合、転職エージェントの目には「チームをまとめるリーダーシップ能力」として評価されることもあります。
反対に「仕事が遅い」というような悩みも、「丁寧で確実な仕事」というプラスの表現にしてくれる場合もあるでしょう。
このようにエージェントとの面談を通して、自分のスキルや経験が転職市場でどのように受け取られるかを知ることができます。
気づいた強みは面接時のアピールポイントになりますし、弱みはこれから対策をすることも可能です。
転職エージェントとの会話は、自分の視野を広げる助けにもなるんです。
【対策】履歴書の書き方や面接対応をしてくれる
転職活動において、履歴書や職務経歴書の作成は大きなハードルです。
作成する行為自体大変だし、自己分析と同様書いた内容が適切かどうかの判断も自分一人では難しいです。
しかし、履歴書や職務経歴書はあなたの第一印象を決めるとても重要なアイテム。
転職エージェントは多くの履歴書を見てきた経験から、どうすればより魅力的に企業へアピールできるかを熟知しています。
例えば、ただ単に「在宅業務経験あり」という記述を「ケアマネジャーと密に連携をとり、在宅患者を20%増やした」とか「麻薬注射や終末期などさまざまな在宅業務を経験した」のように、数字や具体例を使って成果を示す形に改善提案してくれます。
このような指導により、企業の採用担当者に好感を与える履歴書の作成が可能です。
さらに面接時の対応についても指導してくれますし、模擬面接をしてくれるエージェントさんもいます。
不安だと打ち明ければ、面接に同行してくれるエージェントも多いです。
(ぼくも実際に同行してもらいました。)
あなたに有利な条件を引き出せるかどうかは履歴書や面接の結果次第といっても過言ではありません。
書類作成や面接のサポートをしてくれるのも転職エージェントを活用するメリットの一つです。
【マル秘情報】非公開求人を紹介してもらえる
実は、転職サイトにのっていない非公開求人というのは多数あります。
公開しないのには主に以下の2つの理由があります。
【1つ目】条件の良い案件や病院薬剤師など採用枠が少ない案件。
応募が殺到してしまう可能性があり企業側の対応が大変になってしまう。企業側が求めてる条件にマッチする求職者にだけ紹介する方が転職エージェントも楽なので非公開。
【2つ目】企業側が募集していることを知られたくない時。
企業名を伏せていても、勤務地や規模などで企業が推測できてしまう場合がある。同じ企業内で複数店舗募集があった場合、離職者が多いブラック企業だと判断されてしまうかもしれないので非公開。
非公開求人を紹介してもらうためには、転職エージェントに登録して教えてもらうしかありません。
口コミ・友人紹介満足度98.9%
【デメリット】転職エージェント活用するときに気を付けること
今までお伝えしたように、転職エージェントを活用することはスムーズな転職活動をするためにとても便利です。
しかし、エージェントを利用するにあたって以下のような注意点もあります。
- 転職を強引に勧めてくる場合もある
- すべての求人を扱っているわけではない
対策をとれば問題ありませんので、事前にデメリットを理解しておきましょう。
転職を強引に勧めてくる
当時活用した3社のうち1社は転職を急いでいないと伝えても、案件をどんどん提案してくる転職エージェントでした。
しかもこちらが提示している条件を満たしていないものばかり。。。
とりあえず転職してもらえば自分たちに報酬が入るので、良くないエージェントは手当たり次第案件を送ってくるのだと思います。
さまざまな案件を持ってきて「とりあえず会社の話だけでも聞きにいきましょう」と言われて、現場に向かったらそのまま面接。1週間以内に返答を欲しいと言われました。
その企業も悪くはないけど、他の企業も検討したかったので泣く泣くお断り。一つの可能性を絶たれてしまいました。
最近はLINEでやり取りするエージェントも増えたし、昔ほどバンバン電話をかけてくる人も少なくなった印象です。
バンバン連絡してきて合わないと思ったら、ブロックや着信拒否など連絡を断ってしまいましょう。
すべての求人を扱っているわけでない
転職エージェントが紹介してくれる企業は、基本的に転職サイトに登録している企業の中からです。
必然的に転職サイトに載っていない企業は選択肢から外れてしまいます。
では、転職サイトに載っていない企業は薬剤師を募集していないのか?
そんなことはありません。
以下のような様々な理由で、転職サイトに載っていない場合があるんです。
- 優秀な人材は欲しいけど、人手不足ではないから積極的に募集していない
- 紹介料が高いので、ハローワークなどでしか募集をかけていない
- 非公開求人として隠れている
もし気になる企業がある時は、企業名を提案すれば転職エージェントが代わりに交渉してくれます。
転職エージェントは何万件という求人募集を持っているので基本的にはお任せでもいいですが、扱っていない求人もあるので、時間に余裕がある方は自分自身で探してみましょう。
【まずはこの2社】おススメの転職サイトを紹介
僕自身も利用したことがあって、おススメできる2社の転職サイトを紹介します。
- ファルマスタッフ
- ファーネットキャリア
どちらもぼく自身利用した経験があります。その際担当してくれたエージェントや営業担当者と雑談しましたが、とても好感もちました。
自信をもって紹介できる2社です。ひとつずつ特徴を解説していきます。
ファルマスタッフ
ファルマスタッフは、大手調剤薬局チェーンである日本調剤が運営している転職サイトです。
5万件以上の豊富な求人があり、正社員・パート・派遣など幅広い求人を数多く扱っています。
- 全国12か所に拠点があり、地方求人にも強い
- 希望すれば実際に会って面談してくれる
- 履歴書などの必要書類作成をサポートしてくれる
- 面接にも同行してくれる
- 高時給の派遣求人も多い
大手薬局チェーンである日本調剤の教育ノウハウを生かした、多彩な教育サービスを受けられるのも大きな魅力のひとつです!
派遣スタッフに対する教育制度や定期健康診断や保養施設の利用など、派遣として働く場合でもかなり手厚くカバーしてくれる転職サイトです。
転職エージェントにも直接聞きましたが、運営母体は日本調剤だが別会社のため、日本調剤ばかりを強く勧めるようなことはしないそうです。
(実際にぼくは全く勧められませんでした)
他業種からの転職や育児などで休職していてブランクがある方など、いきなり現場で働くことに不安がある方や派遣やパートなどの働き方を考えている人におすすめします!
20代30代に強い薬剤師転職サイトNo.1
ファーネットキャリア
つぎに紹介するのは「ファーネットキャリア」です。
転職会社としては中程度の規模ですが、「対面での面談」と「ミスマッチ転職を防ぐ」ことに特に力を入れている会社です。
- 時間をかけて丁寧にカウンセリングしてくれる。
- 転職後もアフターフォローしてくれる
- 履歴書などの必要書類作成のサポートをしてくれる
- 面接にも同行してくれる
- 幹部候補や奨学金返済サポートありなどの変わった求人もある
転職後のミスマッチを防ぐために、募集企業にも直接足を運んで社長の人柄や職場の雰囲気など、現場に行かないと分からない情報も調べてくれます。
そのため、大手よりも中小規模の薬局求人が多いので、幹部候補など少し変わった求人と出会えます。
親会社である「株式会社ユニヴ」は薬局M&A事業や経営コンサルティング事業をしているため、独立開業を視野にいれた相談をすることも可能です。
なんとなく今の職場にもやもやしていたり、今後のキャリアプランが見えなかったりする人は、「ファーネットキャリア」に相談すると道が開けるかもしれませんね。
悩みが言語化できていない方はコチラ
転職活動と並行してやっておくべきこととは?
転職エージェントを活用するメリットとデメリット、さらにはおすすめの優良な転職エージェントを紹介しました。
全部まるっとお任せでもいいのですが、より良い転職活動をするために同時並行でやるべきことも紹介しておきます。
それは以下の3つです。
- 自分が希望する働き方を整理する
- 希望企業について調査する
- 現在の職場に交渉してみる
ひとつずつ見ていきましょう。
自分が希望する働き方を整理する
プライベートも含めて、今後の自分のキャリアや働き方を整理しましょう。
どのようなスキルや経験を積みたいのかはもちろん、出世や独立まで視野に入れた理想のライフワークバランスも意識してください。
ここが定まっていないと、転職で失敗してしまう可能性が高くなるんです。
転職サイトに載っている情報は以下のようにたくさんあります。
- 年収
- 勤務地
- 転勤の有無
- 勤務時間
- 有給消化率
- 手当および補助
- 研修制度
- 残業の有無
- 昇給率
- キャリアアップの可能性
- 仕事内容
ワガママ放題100%の条件を満たす転職案件はほとんど出てきません。
自分はどの部分を特に重視して、どの部分は妥協できるのかをあらかじめ整理しておくと、転職エージェントと面談した時に優先順位を整理して伝えられるので、より自分が希望する企業や働き方を紹介してもらいやすくなります。
どんな働き方をして、どんな未来を希望しているのか。
一度ご自身の理想とする未来を振り返って整理してみてください。
転職エージェントとの面談を通して気づける事もあるので、気になる事や不安な事はエージェントに相談してみましょう。
希望企業について調査する
転職活動が進んできたら、希望した企業や転職エージェントから紹介された企業について調査しましょう。
企業の文化や価値観、収益、独自サービスなどに関する情報を自分自身も把握しておくことで、面接での質問や意見交換がより活発になり、相手に好印象を与えます。
HP内容、とくに社長メッセージや企業理念はその会社の価値観そのものです。
今はHPだけでなく、各種SNSで発信している社長や企業も多いです。
中小薬局だと社長自身が発信活動している場合もあり、よりリアルな声を聴いて調査することができます。
「投稿見てます!」って言ってもらえたらうれしいはず!
働くかもしれない企業や社長の価値観が自分の価値観と合っているがどうかを知ることは、よい転職活動を行う上で大切な事です。
現在の職場に交渉してみる
これは可能な方や必要な方限定で対象は少ないかと思いますが、現在の職場に条件交渉をしてみるのもアリです。
転職活動自体はノーリスクですが、実際に転職をする場合はバタバタしたり新しい環境が合わなかったりなどのリスクがあります。
現在の職場の満足していない点を整理してみて、店舗移動や時短勤務など働き方を変えるだけで悩みが解決するならそれも楽な方法だと思います。
交渉した結果うまくいかなかった場合、それを退職理由にすることも可能です。
同じ地域で引き続き働く場合、「給料」や「会社に対する不満」を理由にやめるのは少し気が引けますよね。
薬剤師会などを通して上の人間はつながっている場合も多いので、新しい職場に変な噂が流れてしまう可能性もあります。
きちんと交渉することで、堂々とやめる理由が作れるのはある意味メリットかもしれません。
ただこれは時間も手間もかかる場合があるので、やれる人だけでいいかなと思います。
【まとめ】自分の市場価値を確認するためにも、転職エージェントを活用しよう!
この記事では以下の3点についてお伝えしました。
- 転職エージェントを活用するメリット
- 転職エージェントを活用するときの注意点
- 転職活動と並行して行うとよい事
さらに、おすすめの転職サイトとして以下の2つを紹介しました。
・ファルマスタッフ両方のエージェントの方とお話した事がありますが、どちらもとても親身に対応してくれました。
転職にはリスクがありますが、転職活動はノーリスクです。
転職のリスクも転職エージェントを活用すれば少なくすることができます。
自分の市場価値を確認したり、理想の働き方をみつけるためにもまずは行動してみましょう!